クイックリリースフックは石油・LNG桟橋で大型タンカーを係留するための装置です。災害などの際にタンカーの安全を確保するため、緊急離脱の可能なクイックリリースフックを使用することが定められています。
1971年の1号基以来、国内約100桟橋・海外70桟橋以上の実績を有しています。
キャプスタンとの一体型、テンションメータ付やフリースタンディング型などあらゆるタイプのご要望にお応えします。また係留荷重監視システムなど操作性と経済性を兼ね備えた最新のシステムをご提供します。
サイクロ減速機を使用した耐久性の高いキャプスタン、ボラード、オイルフェンス巻取機、ストームウインチなど、安全な係留のための信頼性の高い機器をご提供します。
ロープの解放後、自重で自動復元しロックされます。次の係留の準備を安全に行うことができます。
曳船索の綱とり・フックヘの係止及び解放離脱の操作がわずかな力で迅速・安全に実行できます。
構造が簡単で主要部品にロストワックスSUS鋼を使用しているため、錆びに強く保守点検が容易です。
フックにピン型のロードセルを組み込み、アンプを室内に設置する方式によって、計測の信頼性を高めました。
鉄の塊の係船柱(ボラード)が、機械仕掛けのクイックリリースフックに進化しています。
遠隔操作で安全にリリースします。自重でフックが回転し復元するので安全です。
荷重センサー(ロードセル)を装着し、より安全な係留に役立てます。
荷重センサー ピン型ロードセル
フックのスイベル部分にピン型のロードセルを装着。ロープの荷重を監視し、より安全な係留に役立てます。
手動リリース状態
制御室の総合監視システム
タッチパネル式 遠隔リリース画面
荷重監視画面
張力が警報域を超えるとアラームを発します。