2014年2月
南本牧ふ頭地区〜本牧ふ頭地区に架かる高架橋の新築工事の内、
海上部に構築される橋脚2基(ニュ−マチック工法)の鋼殻部の製作及びヤードでの組立を施工。
鋼殻部: P2橋脚 直径12500、高さ12200、重量 約100ton
P3橋脚 直径 13000、高さ19500、重量 約200ton(左側の写真)
2014年5月
防油堤と配管を越える歩廊と階段を25基製作。使用鋼材は約20t。
発注担当者が外国人であったため、技術的な交渉事や工事の決め事、進め方の感覚の違いに苦労した。時には元請け建設会社にたよりきりにならず、思いを込めて直接コミュニケーションをすることで技術協議事を良好にまとめることができたと感じています。(担当:中里)
2014年7月
卵形タンクのリング基礎下に埋設されている基礎杭を鋼板で補強。
8分割にした鋼板で巻き立て、人力(1枚:55kg)にて施工。杭の総数は96本。
鋼材搬入から溶接作業まで、すべての人力作業。それを掘削されたタンク直下で長い期間をかけて繰り返し行ったので、寒い冬から熱い夏まで経験することが出来ました。(笑) また、様々な改善(安全・品質)を行ったので、客先での改善事例発表会に推薦され、発表させていただきました(担当:藤本)
この仕事は鋼殻部が海中に沈む事で止水性がポイントで、溶接の管理に苦労しました。
又、ひとつの部材(円周方向に8分割)の重量が3ton近いことから組立にも苦労しました。
溶接については管理技術者を常駐させることで検査にも無事合格し納めることが出来ました。
組立については最初は慣れなくて時間もかかりましたが組立回数を増すごとにポイントをつかみ、許容値内に納める事が出来ました。私も久々にこの様な大きな仕事をさせて頂き、又、この様な機会を与えて頂いたお得意様には大変感謝しております。
上部工の完成開通は2018年予定ですが今から楽しみです(担当:角田)